『森は生きている』に引き続き、2作品目の舞台美術のお仕事。
小川未明の『赤い蝋燭と人魚』というお話の演劇で、 まだ日本が貧しかったころの冬の日本海が舞台の暗く悲しいお話です。 舞台イメージと違うけれど、今回は、人魚の人形をつくるということだったので、 まずは、自分なりのイメージ画を描いてみました。 バンクーバーの学校時代以来、人物をちゃんと描いたことがなかったので、 いろいろなひとの絵を参考にしながら、少しばかりスケッチの勉強をし直しました。 いわさきちひろさん、酒井駒子さん、友達アーティストの藤本牧ちゃん。 みればみるほど、子どもの描写のすばらしさに関心するばかり。 でも、こんなお仕事でもないかぎり、こうやって人物(といっても人魚ですが。。。)を 描くことはなかったと思うので、とてもよい機会でした♪ 人間スケッチ、時間をみつけて続けてみたいと思います! ■鳥の劇場2011年度プログラム<創るプログラム> 『赤いろうそくと人魚』 日本の童話文学の先駆者、小川未明の名作の舞台化です。新潟で育った作者は、荒れる日本海に人魚を想像しました。アンデルセンの「人魚姫」とは異なる日本的な陰影と抒情にあふれた世界です。子どもも楽しめる幻想的な舞台です。 2012年3月20日(火・祝)~31日(土)14:00 ※21日(水)~23日(金)19:30 ※休演日:3月26日(月)・27日(火) 会場:鳥の劇場(鳥取県鳥取市鹿野町 電話0857-84-3268) 原作:小川未明 構成・演出:中島諒人 【料金】 大人:2,000円/小学生~高校生:500円 チケット予約ページへ http://www.birdtheatre.org/ ○あらすじ 人間の世界にあこがれた女の人魚が、生まれたての自分の子どもを陸に残す。ろうそく屋の老夫婦がこの子を大事に育て、人魚は美しく成長する。彼女は家業を助けようとろうそくに絵を描く。そのろうそくがよく売れて商売は繁盛する。が、興行師が現れ人魚を売れと夫婦に迫る。 ○小川未明(おがわびめい) 1882年-1961年 新潟県出身。小説家として活動を開始し、後に童話作家に転身。おとぎ話などと呼ばれた子供向け読み物を文学に高めた。代表作に「金の輪」、「赤い蝋燭と人魚」、「月夜と眼鏡」など。
by sib22
| 2012-02-29 14:36
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