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鳥の劇場『森は生きている』開演 Twelve month on Stage
鳥の劇場『森は生きている』無事初日を迎えることができました!
前日の夜中までかかって最後の最後に、舞台の特大絵本の絵の手直しを終え、
なんとか今回も初日に間に合わせることができました。

3月の公演のときより、舞台も小道具も衣装もパワーアップ。
微力ながら、役者さんたちを縁の下の力持ちとなってバックアップできたのではないかと。


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中でも私の一番すきなシーンは、森の動物たちがでてきるシーン。
自分の作ったぬいぐるみたちが、役者さんの手によって命を与えられ、動き、話す様は、
自分の作ったキャラクターが初めてアニメーションとなって動き出したときの感動に似た
喜びがあります^^


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ぬいぐるみの扱いもさすが、ベテランの役者さん、ほんとに絶妙。
カラスのおじいさんは、ほんとに生きているみたい。
やさぐれオオカミどんは、役者さんがみずから扱いやすいようにアレンジして、操り人形のように。
みなさんにも生でみてもらいたいなぁぁぁ。


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今年に入って、この『森は生きている』に関わるまで、演劇をほとんど観たことなかった私ですが、
こんなに楽しい世界があったのかと、裏方さんとしてその制作に関わることができて、
あたらしい創造の場と可能性を与えてもらって、心から感謝です。

今回は、新しい挑戦目白押しで、ぬいぐるみや着ぐるみづくり、衣装の小物づくりと
時間的な余裕もなく、初めてが本番という状況で、自分に本当にできるのか、
実際に作ってみるまでわからない不安やあせりもあったけれど、
衣装制作を引きつけてくれたキリちゃんやボランティアの方々、
鳥の劇場のみなさんのサポートがあって、ひとりではなく、チームでつくるものづくりの楽しさと
すばらしを改めて感じる現場できした。

残すところ、5回の公演。
最後まで飽きさせることのない、パワフルで楽しい演劇です。

子供からお年寄りまできっと楽しめます。
みなさんお誘い合わせの上、一度鳥の劇場に足をお運びくださいませ!


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あらすじ
町外れの小さな家に、おばちゃんとむすめ、それに気立ての良いままむすめが住んでいた。おばちゃんは自分のむすめばかりかわいがって、ままむすめにはいつもつらくあたった。
おおみそか、わがままな幼い女王が、春に咲くはずのマツユキソウをもってきたものに金貨を与えるというおふれを出す。金貨に目がくらむおばちゃんとむすめ。ままむすめはマツユキソウを採ってくるようにと、吹雪の中、夜の森へ追いやられる。寒さに凍え死にそうになったとき、ままむすめはたき火を囲む十二の月の精たちに出会い、カゴいっぱいのマツユキソウを手に入れる。
おばちゃんとむすめはそのマツユキソウをもって城へ行く。おばちゃんの話を聞いた女王は、家来たちを引き連れ森へ入っていく。


演出/中島諒人
作/サムイル・マルシャーク
翻訳/湯浅芳子

出演/阿部一徳、広田ゆうみ、齊藤頼陽、榊原毅、赤羽三郎、
    村上里美、葛岡由衣、高橋等、中垣直久、山本朋幸

舞台美術/大下志穂 衣装/樋口希理子
技術監督/村上裕二 作曲/武中淳彦
照明/田中陽一郎

@鳥の劇場(鳥取県鳥取市鹿野町) Tel 0857-84-3268

12/21(水) 19:30
12/22(木) 19:30
12/23(金) 14:00
12/24(土) 14:00
12/25(日) 14:00

大人¥2,000 小学生~高校生¥1,000

※詳細・チケットのご予約は鳥の劇場から。


P.S. 本日、数ヶ月ぶりの完全オフ。何にも追われていないっていいものですね〜♪
今年いっぱいは、少しのんびりできそうです。来年からまた怒濤の日々が始まります。うぅ。
もう少しゆっくり写真をとれる心の余裕を持ちたいと思う次第です。
by sib22 | 2011-12-19 23:19 | Works(作品)
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