「どうぞ中にはいってみてください。」
SiBワールドを身体を使って体験してほしくて、自分も体験したくって作った今回の作品。 酒樽だからこそ実現したコラボ作品となりました。 酒樽自体は、この大正蔵がオープンするまで、蔵の隅っこに50年眠っていたもの。 だいたい100年くらい前に作られたものだそうです。 階段をのぼるとみえてくるのは、、、 いざ描き始めてみると、最初に考えていたテーマとは違うものができあがったのが、今回のこの作品です。 滝と大地と岩がというイメージが強くわき上がってきました。 遥か昔の自然とともに生きていたひとたちのいた時代。 絵を描くとなりでコンサートのリハーサルをしていたメキシコからきた音楽のアーティスト マリアの音楽の影響もあるかもしれません。 太古の記憶を思い起こさせてくれるような深くこころに響くリズムと歌声を持つ彼女。 たくさんのインスピレーションをもらいました。 そして、真ん中の樽の世界は、、、 秋の山の夕暮れ。 それぞれの家からは夕飯支度の台所の煙。 私自身、ひと自体を絵に描くことはないけれど、自然の中に住むひとの気配や 家族の存在を感じられるそんな絵を描きたいと思っています。 底には、お家にの庭や、大正蔵の庭、大山からひろってきた木の実や松ぼっくり、落ち葉を すこしずつ足して行っています。 最後には、床が敷き詰められるくらいになってゆけばと思います。 そして、3番目の酒樽の世界は、、、 寒い雪の森の中、灯りに集う石の民。 この作品は、石が最初で、それにあわせて図柄を考えました。 この石の作品は、ある意味わたしの作品の原点かもしれません。 自然と絵の調和。現実と非現実の融合。 って、そんな難しいこと考えて作っている訳ではないですが(笑) 石というシンプルで自分たちのまわりにあふれている存在が教えてくれるメッセージ。 石とは、わたしにとってとっても大事な存在です。 お近くのひとでぜひ機会があれば、酒樽の世界、のぞきにきてくださいませ。
by sib22
| 2011-10-19 12:55
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